少年野球活動報告


   

少年野球活動報告
 区民の皆様には、日頃より少年野球活動にご支援を賜り御礼申し上げます。現在、少年野球の組織人数10名(8月=2名の加入者含む)です。野球活動をするには厳しい状況で、思いきり野球ができる環境つくり・組織拡大といった課題があります。一方選手たちは、投げて打って走り元気よく野球を楽しんでおります。
平成24年がスタートし、年頭行事『座禅・マラソン・振舞餅』とスキー合宿。3月には初試合、18対4の完敗。「負けた気がしない」「今度やったら絶対に勝てる」と声があがる程、選手たちのゲームセットまで諦めない直向きな姿勢は、チームにとって大きく展望の持てる一歩となりました。そしてシーズン前半最後の大会、『第37回篠ノ井少年野球大会(Bランク)』おいて優勝を果たしました。当日(8/5)の決勝相手は塩崎スリースターズ、4年生を主体とした打力のあるチーム。我がチームは5年生バッテリーを中心に、下は2年生から初めてユニフォームを着用する新人を含めて総勢10名。1回表、相手の攻撃で2点〈連打・盗塁・タイムリー〉先取さられる。6年生の声援が後輩の緊張感を解き、集中力を高める。1回裏、5点〈四球・連続長打〉取り返して逆転。展開は、点の取り合い〈本塁打続出〉のシーソーゲーム。7対9の2点リードで最終回、相手の攻撃で1点〈四球・エラー・タイムリー〉返せられ1点差。ピッチャーはコントロールが定まらず小手先でストライクを取りに行く状態、「ミットに思いきり投げ込め」と尽かさず監督の激が飛ぶ。冷静を取り戻したキャッチャーがタイムを要求、内野手が集まる。ピンチを切り抜け、ツーアウト。最後のバッター、空振り三振ゲームセット。8対9、勝利の歓声が起きる。小学生の野球おいても戦術の効率化が求められている中、両チームの選手は、失点を恐れずに一つのアウトを全力で取りに行く。バッターは思いきりバットを振り抜く。ランナーは形振り構わず走る。そんな選手の勇姿に私自身感動し、野球の原点に立ち返られたような気がしました。
シーズン前半が終了し、少年野球に三つの環境の変化と組織拡大がありました。一つ目は、区・育成会の組織に加入させて頂き、『御幣川区育成会少年野球』の誕生です。二つ目は、会地区の少年野球チーム『会エース』との合同練習、連合チーム『会エース・御幣川少年野球』としての大会出場です。三つ目は、練習場の通明小学校の校庭が使用できなくなりました。8月に2名(5・3年生の兄弟)の加入があり組織拡大が図られました。
 いよいよシーズンも後半に突入です。6年生は野球技術を含め心身ともに驚くほど成長する時期です。『自分の夢にチャレンジ』です。5年生以下は新人戦が始まります。保護者も選手の成長とともに歩み、環境の変化に柔軟に対応できる感性と体力を養わなくてはなりません。『頑張れ御幣川球児』、『心合わせて気持ちを一つに和を以て技を制するぞ』。
さて少年野球では、選手と一緒に活動してくれる仲間を募っています。親子でご気軽に見学・練習(体験)に参加してみてはいかがでしょうか。心よりお待ちしております。
 少年野球活動の一端を記載させて頂きました。今後も区民の皆様には、御幣川球児たちをあたたかく時には厳しく見守って頂くことをお願い申し上げます。

前期シーズンの主な成績
 ・南長野篠ノ井地区春季大会〈準優勝〉・通明小学校通学区春季大会〈三位〉
 ・カルチェ杯争奪小学校対抗大会〈ベスト8〉・篠ノ井少年野球大会Bランク〈優勝〉 

                     御幣川区育成会少年野球 後援会長(保護者代表) 宮入寛明