宵祭りは今風に言うと前夜祭。
お祭りに、大幟を立てるのは、神社の森と同様、神様が祭場に来臨する目印で、大切なものだといわれる。宵祭りには、親族縁者を招きご馳走したもので、子供達は、これにあやかることと、お小遣いを期待して、お祭りが来るのを楽しみにしていたものです。太神楽は神楽宿を出発し区内を回る。これをお神楽道中といっています。
神社では、本殿で氏子総代が見守る中、本舞を奉納。
神楽宿に戻り酒宴となります。
翌朝は、どの家でも、ヨモギの入った「草餅」をつきました。
この季節は、どこかで 村祭りがあり、近所から度々草餅のおすそ分けがありました。
御幣川区史より
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