11月22日夜最大震度6弱を記録した地震で白馬村・小谷村で大きな被害が出ている。
25日、長野県災害対策本部によると住宅被害は家屋全壊47棟、半壊は白馬村71棟、小谷村21棟、長野市2棟の計94棟。一部損壊は小川村や長野市などで計282棟に上った。県警はこの地震による負傷者44人と発表した。
一方、長野市役所篠ノ井支所に寄せられた篠ノ井地域の被害は、共和地区で屋根瓦の一部損傷の報告が10件ほど寄せられた。また中尾山温泉近くの「花井神社」に通ずる市道に土砂崩落の情報がある。篠ノ井地域で墓石・灯篭等が倒れたと言う情報が数件あった。その他の被害報告は寄せられていない。
新聞・テレビで報じられている長野市の被害は、善光寺北側の住宅地、箱清水・上松地区で瓦屋根の一部損傷、家壁の脱落、ブロック塀の倒壊や窓ガラスの破損が多く確認されている。
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